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転機

  • 執筆者の写真: Hiroe
    Hiroe
  • 2024年10月13日
  • 読了時間: 2分

わたしは2年間ほど

コーチングを受けていました。

4年前くらいのことでしょうか。

病気になって演奏ができなくなったことが

本当に辛いことだったので

どこか心を閉ざしてるところもあったし

自分を曝け出すことにすごく抵抗があったように

思います。

演奏できなかった10年間

「お仕事はなにをしているの?」

そう聞かれるのが

何よりも嫌なことでした。

音楽をやっていること自体

隠していました。

惨めな

情けない自分を

わたし自身が直視できなかったのです。


disappointment

*****

ずっと

「演奏がしたい」

という想いがあったのに

それに蓋をしていました。

もう二度と叶わないことだ

望んだって意味がない、と

諦めていたのです。

誰もわたしの気持ちなんてわからないだろう

わたしの苦しみなんてわからないだろう

そんな風に思っていました。

そのわたしに

2年間ずっと寄り添って

複雑に絡まった糸を

丁寧に一本ずつ解いていくように

時間を共にしてくれました。

どんな感情があってもいい

どんなあなたがいてもいい

そう言い続けてきてくれた

コーチのおかげで

今のわたしがいると感じています。

*****

もし彼女に出逢っていなければ

今も演奏活動を再開せず

灰色の景色の中

ただ生きていたかもしれません。

ゆきちゃん 

ありがとう♡


曽我部友紀子さん

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©2021 Hiroe Futada

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