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  • 執筆者の写真Hiroe

舘野泉さん

4月30日

舘野泉さんが札幌コンサートホールkitaraにて

米寿記念コンサートを開催するということで

聴きに行きました。





わたしは2010年から2012年の間に

何度か彼と共演しました。

初共演は

吉松隆さん作曲

組曲「優しき玩具たち」

編成はクラリネット、トランペット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノ

2010年に作られたもので

札幌コンサートホールにて初演でした。



その時

ピアノが舘野泉さん

ヴァイオリンが息子の舘野ヤンネさん

チェロが泉さんの弟の舘野英司さん



懐かしい写真





その後も英司さんが指揮する

奥州フィルハーモニー管弦楽団に呼んでくださったり



打ち上げでの一枚

楽しそう♡




組曲「優しき玩具たち」も

札幌以外でも演奏してきました

東京だったかな

仙台だったかな




 


わたしがフォーカルジストニアになったのは2011年

なので、一番最初に共演した2010年札幌コンサートホールkitaraでの演奏は

自分の思う通りに演奏ができていました。


しかし2011年、2012年には

もうわたしの指は不自由だった。


その辺りにわたしは演奏活動を休止したため

今回は10年ぶりの再会となりました。



 


泉さんの最初の一音で

わたしは涙が溢れてきたの。


なんだろうね

言葉では表現できないんだけど

胸に響く音色

魂に響く音色



泉さんは脳溢血で右半身が不随になって

それからは左手のピアニストとして活躍されている

当たり前に両手で弾けていたのに弾けなくなるって

どんなに辛いことか

表に出ていない、彼にしか分からないことを

幾度となく乗り越えてきたのだろうなって。

想像しかできないけれど



そして泉さんは

いつもニコニコしていてね

わたしはそこに「強さ」というか

いや・・強さじゃないな、そんな簡単な言葉ではなくて


全てを受け入れた広さや深さ、なにか超越したもの

感じるのです




6月に札幌でのコンサートを控えているこのタイミングでの彼との再会に

わたしはすごく意味を感じています。



 


泉さんと同じく、わたしに大きな影響を与えてくれたピアニストが

フジコ・ヘミングさん

NHKドキュメンタリーの再放送を見て(たまたまTVをつけたタイミングでやっていた)

すごく衝撃を受けたの


間違えたっていいじゃない。機械じゃないんだから


超完璧主義者のわたしにとってこの言葉は

ハンマーで頭を殴られたような衝撃だったよね


「完璧であることがわたしの価値」

って思っていたからね



もう一つ

わたしは、わたしのラ・カンパネラが一番好き


これ、最高じゃないですか?

「ラ・カンパネラ」はリスト作曲

フジコさんの十八番なんですが

まぁ、色々言ってくる人がいるんですよ、批判的なことをね


それに関してどうですか?っていう質問に対して

こう答えていました

「わたしは、わたしのラ・カンパネラが一番好き」

「誰がなんと言おうと、わたしは自分なりの鐘(カンパネラ)の音を作っている」


もう一度言います

これ、最高じゃないですか?



病気になったとき

わたしが見失っていたものって

コレなんです



 


全ての経験が

わたしに気づきを与えてくれる


「生きる」って

色々経験することだよね


本当に有難いことです♡

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