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  • 執筆者の写真Hiroe

畑が違っても

長男が通う幼稚園のお隣に陶芸小屋があって

ずっと気になっていたのだけれど


このたび、幼稚園の活動の一環として陶芸体験を

させていただいた



窓の外に元気に遊ぶ子どもたちを見ながらの制作は

なんとも心が温かくなった



 


教えてくださる先生は小学生のときに一通り陶芸を学んだらしく

その後大人になってからまた土に触れる機会がやってきたようだ

ここで活動するようになってから20年になる



土を作るところから

焼き上げるところまで

全部ひとりで行っている



作業場も見せていただいたけれど

ため息がでる

こんなにたくさんの機械の扱いと作業を

ひとりでやっているだなんて

尊敬しかない



 


一通り作品を作り上げたあとには

先生の作ったコーヒーカップでサイフォンコーヒーをいただく



この時間がなんとも心地よかった




陶芸のアレコレや

普段の過ごし方

先生が話してくれるお話がおもしろくて



先生は自身のことを「変な人」と呼んでいた

自分のお友達もみんな「変な人」だと


そんな話を聞きながら

わたしも「変な人」だよ、と

心の中で思っていた


だって

先生の話をずっと聞いていたいって

わくわくしたから



 


自分が生みだしたものが誰かに評価されたときに

その作品に価値が生まれるという仕組み


好きなものを好きなペースで作れるときもあれば

展示会などが迫っていればそういうわけにもいかない


展示会に出品するのが自分ひとりでないときは

周りの作風となんとなく雰囲気を近いものにしたりと

色々考えることもあるよう



音楽も似てるよなぁと感じながらコーヒーを飲む



「個性的」であることだけが求められるわけではなく

調和も必要だし

その中での主張も必要だし

多くの側面を使いこなしている




彼女は「評価される」ことにそこまで重きを置いていないように感じられて

そこも安心できたというか、それが彼女の温かさなのかな



もちろん評価されることは嬉しいことだけれども

好きなものを好きなときに好きなようにつくりたい

っていうのが本心のように感じた



 


わたしが演奏することは先生にはお伝えしなかったから

わたしの「共感の嵐」に先生は少し不思議な顔をしていたけれど


畑が違っても

最後に到達するところは同じなのかなと

優しい気持ちになった

月曜日の午後。

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