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  • 執筆者の写真Hiroe

プロ

更新日:2022年5月20日

プロってなんだろう



その道でお金をいただいているかどうか?

いや、アマチュアでもお金が発生することだってある


専業かどうか?

いや、複数の仕事をしている人だってたくさんいる


想いの度合い?

んーその辺になってくるとよく分からない



 


わたしはずっとプロ奏者と自覚して活動してきた

演奏家としてのプロとアマチュアの線引きって結構曖昧で

これができたらプロ!っていうのは正直ない


資格があるわけでもないし



つまり自称

(フリーランスの場合ね。交響楽団に所属している方はもちろんプロ)




なんでプロって思っていたんだろう?

クラリネット以外の仕事を平行してやっていた時代だってある

それでもわたしはプロだって確信を持って活動していた


なんで、だろうね??



 


わたしは今、とても複雑な心の中に生きている


今年から

もう一度クラリネット奏者として演奏活動をしよう!と覚悟を決めて

そのスタートの日がいよいよ来週に迫っている




本番前の緊張は昔からあることだけれど

今回はこれまでとは状況が違うから

言ってみれば初体験の日


そりゃドキドキする

結果がどうなるか分からないし

途中で何が起こるかもわからない




ココロの中にある声を

ここいらで全部出しておきたい


ネガティブを排除するのではなくて

そこに「在る」と知って認めること


(わたしの心の中なので、興味ない方は飛ばしてね)

 

わたしは怖いと思っている

逃げ出したいと思っている

うまくいかなかったらどうしようと思っている

自分にこれ以上絶望したくないと思っている

お客様にがっかりしてほしくないと思っている

お客様に喜んでもらいたいと思っている

それでも楽しみにしているわたしもいる

笑顔で終えているわたしも見える


***


わたしは病気を隠さないが、病気という現状に甘えたくはないと思っている

病気を言い訳にしたくないと思っている

しかし現状は分かってほしいという思いもある

フォーカルジストニアという病気のことを知って欲しいと思っている

普通の奏者じゃないと自ら言いつつも、普通の奏者のように演奏したいと思っている


***


わたしは完璧であることがプロだと思っている

完璧じゃないとお金はいただけないと思っている

プロは弱音を吐いちゃいけないと思っている

プロは常に安定したパフォーマンスをしなければならないと思っている

プロはミスしないと思っている

ミスは命取りだと思っている

ミスをするかしないかで一生が左右されると思っている

プロは技術的、情感的、共に優れているべきと思っている

プロは普通の人にはない特殊な能力があると思っている




 

最後のくだり、なに?笑

わたしの抱いてるプロのイメージ、なに?笑




そりゃ人間じゃなく機械だ

それならCDで良いよね?

生身の人間が演奏しなくてもいいよね

リアルなコンサートもなくてもいいよね



***



すごい思い込みが

わたしの中に詰まっていた



自分で思い込んでいたことなはずなのに

文字で書いてそれを見ていると

笑えてくる。笑


とんでもないことを

自分に課していたんだなぁと



***



なんかね


それは本当にわたしの想い?

外からの声を

あたかも自分のものとして

混同して捉えていない?


って

そんな声が聞こえた



 


わたしはいつもこういうのを

ノートに殴り書きしています




わたしは書くことが好き


自分の感情や想いを

ばーーーーっと

筆が動くままに任せて書くの


落ち着くし

気づきになるし

学びになるし

感情に振り回されることもなくなる




***



ということで

プロってなに?っていうことでしたが


「わたしに安心して任せてください」

という自信と

「ひろえちゃんなら安心して任せられる」

という周りからの信頼が

一致している、という感覚があったから

プロと自覚したのかな


わたしの中には間違いなく「誇り」があった




学生のときや

留学から帰ってきてすぐに

プロとは言えなかったのは

経験や実績が少ないから信用に繋がっていないと

感じていたからなのかな

自信はなかったのかもしれないな


どうなんでしょう。

昔のことを考えていても

よくわかりません。笑




みなさまの「プロとは?」を

聴いてみたいなぁ

色んな見解があっておもしろそう






眠たくなってきたので

今日はこの辺で^ ^


おやすみなさい

Good night

Bonne nuit


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