来月にディナーショーが迫って
いろんな想いと向き合いながら
クラリネットとたいわする日々
これまでだったら
「不安」とか「恐怖」とか
そんなもの絶対人に見せることはなかった
(『そんなもの』と表現している自体・・笑)
特に音楽に関しては
師匠の前では弱気な自分は見せてはいたけれど
それ以外の人の前では絶対と言っていいほど
弱い部分は出してこなかった
それだけ「弱い自分」を「ダメな自分」って思っていたって
ことなのかな
プロとして
そんな弱みは見せちゃいけないって
思っていたんだろうな
なにせ、完璧でない自分には
「一切価値はない」って
思っていたんだから
なんで病気になったんだろう?って
なんで、なんで、なんで、ばっかりだったんだけど
最近やっと
過去も認められるようになってきた
無理矢理いい方に意味づけしているのではなくて
「その経験も必要だった」って思えるようになってきた
クラリネットに触れる時間が増えてね
毎日触れていることもあって
○それが、10年前は「義務」で触ってた
「それでお金もらってるんだから、毎日練習するのがお前の仕事だろ」
って人に言われていた
○病気になってからは「治すためには毎日触った方がいい」と
それも人に言われていた
けれど、触りたくなかった
頭も身体も心もクラリネットを拒否していた
○今は、少しでも吹けることが嬉しくて
一瞬でも楽しいなって感じられることが幸せで
今日のわたしとクラリネットはどんな感じかな?って
挨拶するみたいに、気軽な感じで触れている
人に言われたからじゃない
わたしが触りたいから触ってる
ここがめちゃくちゃ大事
「自分の気持ちに従う」ってこと
わたしの場合はすぐに思考が出てくるから
直感で感じたことが全て
と言っても過言ではないくらい
めちゃ大事
わたしが一番嬉しいのはね
クラリネットが好きって感じていること
クラリネットを演奏することが
なんて気持ちのいいことなんだろうって
感じていること
憎くて見たくもないと思っていた
クラリネットに
愛おしさを感じていること
なによりも、
もう一度クラリネットに向き合おうと決めた自分に
ありがとうの気持ちが溢れていること
こんな気持ちになれたことが
わたしはすごく幸せなんだよ
自分で自分を
ぎゅーって抱きしめてあげたい♡
どれだけ自分の気持ちを無視してきたのかな
どれだけ自分の身体の悲鳴を無視してきたのかな
どれだけ自分を大事にしてこなかったのかな
自分を大切にする
っていうことがだんだんと分かってきたら
過去はとんでもなくスパルタでした!
当時はそれが良しとして生きていたんだけれど、ね(^^)
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